2025.09.12跳ね飛ばされて大破・・・特急と軽乗用車が踏切で衝突 ケガ人なし【新潟】
軽乗用車の運転手が非常停止ボタンを押したが間に合わず
特急と衝突した車は、跳ね飛ばされて大破しました。
12日午後、新潟市江南区のJR信越本線の踏切で、特急列車と軽乗用車が衝突する事故がありました。列車と車の双方にケガ人はいません。
■南波賢一郎記者
「現場は、普通自動車が通行できない狭い踏切です。運転していた女性は、あちらの非常停止ボタンを押したということですが間に合わず、ぶつかった車は10mほど飛ばされました。」
午後1時すぎ、新潟市江南区のJR信越本線北山第一踏切で、踏切を渡ろうとしていた軽乗用車に新潟発・上越妙高行きの特急「しらゆき」が衝突しました。軽乗用車を運転していた70代の女性は衝突前に車の外に出たため無事で、特急の乗客と乗務員あわせて54人にもケガはありません。
■現場近くの住人
「特急が警笛をものすごい音でワーッと鳴らしてきた。何の音かと思っていたらバーンと破裂したような音で、窓から見たら車がひっくり返っていた。」
現場は、JR亀田駅に近い軽自動車や小型車両のみ通行できる踏切です。警察は、衝突の状況について捜査中としていますが、軽乗用車を運転していた女性は現場でUXの取材に対し「踏切に入った際に遮断機が下り始めたと思い、慌てて非常停止ボタンを押したが間に合わなかった」と話しています。
事故の影響で、信越本線は新潟と新津の間で2時間近く運転を見合わせました。