2025.11.25農家「それにしても高すぎる」コメの高止まり続く現状に心配【新潟・上越市】
コメの高止まりが続く現状を心配
上越市にある『グリーンファーム清里』では、新米のもみすりが行われていました。
保坂一八社長は、コメの高止まりが続く現状を心配しています。
■グリーンファーム清里 保坂一八社長
「コメがスーパーで非常に高いということで、消費者のコメ離れが一番心配。(コメを)作っている私は価格が高い方が良いが、それにしても高すぎる。」
石破政権の増産方針から事実上転換し、農水省は来年コメの生産量の見通しを今年よりも減らす方向で調整しています。
■グリーンファーム清里 保坂一八社長
「短い時間の間にあまりに国としての方向が180度転換すると、現場はついていけない。」
グリーンファーム清里では、コメ不足を解消するため飼料用や加工用米などの栽培を減らし、主食用米への作付けを増やしてきました。食料安全保障の観点から来年も主食用米の作付けを増やすことを検討していましたが、国の方針によっては再び飼料用や加工用米の増産に転換することも考えているといいます。
■グリーンファーム清里 保坂一八社長
「早く国が来年度需給を引き締めるということであれば、どのような政策を出すのか早く現場に届けてもらいたい。そうでないと来年の作付け計画が立てづらい。」