• 現在のお知らせはありません。

2025年08月28日(木)本日の番組表

UXニュースNEWS

2025.08.27農家の苦労が実る 酷暑のコメ作り 主食用は「一等米」新米検査【新潟】

農家の苦労が実る 酷暑のコメ作り 主食用は「一等米」新米検査【新潟】
農家の暑さ対策をこまめに後押し
記録的な暑さの中、農家が懸命に育てたコメの検査が進んでいます。新潟市のJAでも27日から新米の検査が始まりました。暑さや水不足の影響が心配されていましたが、主食用米はすべて『一等米』でした。

新潟市西蒲区、JA新潟かがやきの倉庫に並んだ新米のコメ袋。27日に検査したのは、早生品種の「ゆきん子舞」や酒米の「五百万石」など約31tです。検査員がサンプルを抜き取り、水分量や色・粒が整っているかなどを調べました。

今年のコメ作りは、暑さとの戦いでした。JA新潟かがやきは、管内の全農家5312人にハガキを送って穂が出る前の肥料の追加を呼びかけるなど、農家の暑さ対策をこまめに後押ししてきました。

■JA新潟かがやき経営管理委員会 遠藤一雄副会長
「他の地域に比べると、用水には十分に水が来ていたので高温のところだけが心配な部分があったが、玄米を見ると高温の影響は少なかったのではないかと思う。」

検査の結果、酒米の「五百万石」は暑さの影響がみられて二等米でしたが、主食用のコメはすべて一等米でした。

■JA新潟かがやき経営管理委員会 遠藤一雄副会長
「一等米が出て来ているのでひと安心。(消費者には)農家が安心して安定した量が届けられるように理解してほしい。」

こしいぶきやコシヒカリの検査は、9月に始まる予定です。
ページのトップへ