2025.09.08道路冠水・車の立ち往生・小さな川があふれ住宅地に水…下越中心に“記録的な大雨”【新潟】
村上市高根と新潟市東区松浜の24時間降水量が、9月の観測史上最大を記録
下越を中心に記録的な大雨となりました。8日朝の通勤時間帯、新潟市北区では大雨で道路が冠水し立ち往生する車が相次ぎました。新発田市では、小さな川があふれ土砂を含んだ水が住宅地に流れ込みました。
8日未明から下越を中心に降り続いた雨。村上市高根では24時間の降水量が211mmに達し、9月の観測史上最大を記録。市内では道路に土砂が流出するなどの被害がありました。
8日朝の新潟市北区や東区では、道路の冠水が各地で発生。東区松浜では24時間の降水量が141mmに達し、9月の観測史上最大を記録しました。午前8時16分までの1時間降水量は63.5mmを記録。短時間の豪雨で一気に道路が冠水し、複数の車両が立ち往生している現場もありました。
一方、こちらは新発田市。
JR金塚駅近くの国道7号では…大雨の影響で道路が水没。一時通行止めとなりました。
■白井希咲記者
「午前10時すぎの新発田市です。住宅街の道路一面に茶色い水が押し寄せ、深いところで約10cm溜まっています。」
貝屋地区では、近くを流れる複数の小さな川から水があふれ住宅地に流れ込みました。
■付近の住民
「流木が橋に引っかかって(水が)こっちに流れてきている。多く雨が降ると砂や流木が流れてくる危険なところで住民は注意しているが、今日はこんなになるとは思ってなかった。」
■付近の住民
「夜中も多少降っていたが、朝が一番強かった。(Q.冠水は最近なかった?)そうそう。」
新発田市では、土砂災害の危険が高まったとして最大約260世帯に避難指示が出されましたが、午後2時にすべて解除されています。