2025.11.27金型製造を手がける「共立精工」破産手続き開始決定受ける、負債は約1億200万円の見込み【新潟】
受注量の低迷で収益状況が悪化
長岡市の金型製造を手がける会社が、新潟地裁から破産開始の決定を受けたことがわかりました。負債は約1億200万円が見込まれています。
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、長岡市の「共立精工」は1987年8月に創業。中越地区の製造業者向けに金型製造を手がけ、1991年6月期には年売上髙約9065万円を計上しました。
しかし、近年は受注量の低迷から業況は低調となり、2024年6月期の年売上高は約3000万円にまで落ち込み収益状況も悪化しました。その後も業況改善の見通しが立たないことから事業の継続を断念し、2025年8月初旬に事業を停止しました。負債は約1億200万円が見込まれています。