長岡花火のチケット転売で初の逮捕者です。8月に行われた長岡花火の観覧チケットを購入価格の約5倍の金額で転売したとして、警察は11日に長岡市の47歳の男を逮捕しました。

逮捕されたのは、長岡市に住む47歳の農家の男です。警察によりますと男は7月下旬、自身が市民先行販売で1枚3500円で購入した8月3日の長岡花火のチケットを、県外に住む50代の男性と20代の女性にインターネットを通じて1枚・1万8000円で2枚ずつ計7万2000円分転売した疑いが持たれています。

男は「転売したことは間違いありません」と容疑を認めているということです。

長岡花火観覧チケットの不正転売での逮捕は初めてで、今回の逮捕について長岡市の磯田達伸市長は「このたびの逮捕が不正転売行為の歯止めになることを期待しています。今後、長岡花火に込められた思いを傷つけることのないよう、不正行為に対し毅然(きぜん)と対応していきたいと考えています」とコメントしています。

また、2019年に制定されたチケット不正転売禁止法違反での検挙は県内で初めてだということです。