新潟市のスポーツ施設のありかたを検討してきた「未来構想会議」が中原市長に提言書を提出しました。

未来構想会議は老朽化が進む競技場の改修や、大規模施設の設置など、県都・政令市にふさわしい施設のあり方をテーマに5回にわたり議論を進めてきました。
提言は「中心市街地や白山エリアに球技専用のスタジアムを建設してスポーツによる街づくりと地域活性化を目指すこと」「鳥屋野潟周辺の施設で、スポーツの活性化と余暇の充実を実現すること」の2つを柱としています。

■中原八一市長
「未来に向けて明るい材料をキレイに整理してくれたこの提言書を踏まえて具体的にスポーツ施設の整備について詰めていきたい。」

能登半島地震により被害を受けた鳥屋野運動公園野球場については、ハードオフエコスタジアムがある鳥屋野潟南部への代替施設の建設を提言しました。
未来構想会議の西原康行会長は、2つの球場の機能分担によるすみわけを提案しています。

■新潟市スポーツ施設の未来構想会議 西原康行会長
「機能としては、プロなど競技性の高いものを県立の野球場でやる、市で作るものは市民やクラブチームが交流できる施設がいいと思う。」

中原市長は、鳥屋野潟南部に球場を建設する場合は市民に意義を説明するとしています。