2025.07.1415日にかけて雨 その後は「連日の猛暑」「熱帯夜」に注意を【気象予報士が解説|新潟】
週間予報
14日(月)は、日差しが照りつけて所々で猛暑日になりました。新潟市中央区では今シーズン初めて最高気温が35℃を超えて猛暑日に。また、上越市高田では37.6℃と体温を超える危険な暑さとなりました。
この暑さの要因にもなった『台風5号』の今後の進路の予想を見ていきましょう。
◆台風進路
現在、宮城県沖にある台風5号は今後も三陸沖を北上して、15日(火)に北海道へ上陸したのちオホーツク海で温帯低気圧に変わる見込みです。
県内では、15日(火)午前中まで少し風の出るところがありますが、台風による大きな天気の崩れはなさそうです。
ただ、別の低気圧の影響で15日(火)にかけて雨が降りそうです。
◆今後の天気の移り変わり
14日(月)夜9時は晴れ間もありますが、上・中・下越ではにわか雨の可能性がありますのでご注意ください。時間を進めると、日付が変わるころには西から雨が降り始め、夜間は各地雨となるでしょう。
そして、15日(火)朝も広く雨雲がかかり、ザっと雨の降り方が強まるところもありそうです。その後も、昼頃までは雨が降りやすいものの、午後は雨の範囲が次第に狭くなっていき、夜遅くには全県的に天気が回復する見込みです。
15日(火)の雨の後は、【連日の猛暑】に警戒が必要です。
◆週間予報
17日(木)は曇りマークですが、湿った空気の影響で雨の降るところもありそうです。ただ、その他はおおむね晴れる見込みで、最高気温は35℃以上の猛暑日の日が多くなるでしょう。また、最低気温にも注意が必要で25℃を下回らず【熱帯夜】が続きそうです。
新潟市中央区以外の各地も向こう一週間は危険な暑さになりますから、撤退した農作物の管理と昼夜問わず厳重な熱中症対策が必要です。