2025.10.2818歳までを対象にした『痛くない予防接種』メリットの一方で注射型と副作用に違いも【新潟】
『痛くない予防接種』
県内でもインフルエンザの感染者数が増加する中、子どもを対象にした「痛くない予防接種」の導入が県内でも広がっています。
新潟市江南区のささがわ小児科クリニック。子どもが受けているのは鼻への噴射型のインフルエンザの予防接種です。
■ささがわ小児科クリニック笹川富士雄院長
「フルミストっていう名前がついておりまして、一番大きな特徴は痛くないこと」
去年から国内で実用化されたインフルエンザの「経鼻ワクチン」。2歳から18歳を対象としたワクチンで、ウイルスが侵入してくる鼻の粘膜に噴射することで、免疫を作ります。
■ささがわ小児科クリニック笹川富士雄院長
「もう一つの特徴は1年間効果が持続するということ。それから1回の接種でいいという特徴もある」
クリニックでは約800人分を用意していますが、すでに半分以上が予約で埋まったということです。
一方、注射型とは副反応に違いがあるため注意も必要だといいます。
■ささがわ小児科クリニック笹川富士雄院長
「注射タイプは主に注射した場所が腫れるのが大きな副反応だと思うが、今回の鼻タイプは、生ワクチンなので風邪症状が出て、半分くらいに鼻水だとか鼻づまりが出る。」
笹川院長は「それぞれの特徴を確認しつつ予防接種をしっかり受けてほしい」と呼びかけています。