2025.11.18妙高市では除雪機の点検など依頼増、19日にかけて雪が強まるおそれ【新潟】
2週間ほど前から点検や修理の依頼増
季節が一気に進み各地で雪となりました。県内は強い寒気の影響で、山沿いでは19日にかけて雪が強まる恐れがあります。妙高市で除雪機を整備する業者や、十日町市の除雪業者は冬本番に向け備えを進めています。
標高900mにある妙高市の『関温泉』。地元の人によりますと雪は未明から降り始め、午前8時30分ごろには、3cmほど積もっていたということです。
■登美屋旅館 川上健太郎さん
「いよいよ(この季節が)来た。待ちに待った気持ちが半分、これから除雪作業があって不安(忙しい時期が)始まるなという気持ちが半分。除雪は大変。」
午後には雪の降り方が強まったところもありました。
■柿木哲哉記者
「関越自動車道堀之内IC付近です。大粒の雪が降り続いています。地面には積雪も確認できます。」
山沿いでは、19日にかけてまとまった積雪になる恐れがあります。
妙高市で除雪機などの販売や整備をする『三ツ和』。2週間ほど前から点検や修理の依頼が増え始めました。
■三ツ和 松岡暁工場長
「天気予報も今週荒れると言っていたから、お客さんも気になるんだろうね。点検しておけば安心なのでバタバタと(依頼が来ている)。」
例年、この時期は整備士が朝から夜まで対応に追われています。
とくに多いのがバッテリーの不調-
■三ツ和 松岡暁工場長
「(バッテリーに)配線をつないだままで1年も経つと、やっぱり放電しますので。この配線、プラスとマイナスを保管するときに外して置いておけば放電の量が少なくなる。」
除雪機は、販売も好調で今シーズンは100台を入荷し、すでに4割が売約済みです。
■三ツ和 松岡暁工場長
「大雪という話があちこちであるから、最初に買っておこうという方が多い。」
一方、十日町市の中里地区では除雪業者が出陣式を開きました。
■星野建設 星野敏也社長
「無事故・無災害に向けて、関係者一同 力を合わせて取り組みます。」
市から委託を受けた除雪業者などの代表9人が出席し、池田克也副市長から除雪車の鍵とGPS端末が手渡されました。
■星野建設 星野敏也社長
「(近年は)集中豪雨のような雪なので対応が大変。生活を守る責任でやらせていただく。」
中里地区では、11月は15cm以上、12月からは10cm以上雪が積もった場合に出動するということです。