2022年8月の豪雨被害で運休が続いているJR米坂線の早期復旧を求める市民団体が、JRなどに要望書と署名を提出しました。

JR米坂線は、村上市の坂町駅と山形県の今泉駅の間で運休が続いていて、86億円と試算される復旧費用の負担や利用促進策をめぐり、JRと自治体が協議を進めています。沿線の住民でつくる「米坂線早期復旧と地域活性化を考える会」のメンバーは22日午前、JR東日本新潟支社を訪ね、要望書と約2500人分の署名を提出して、早期復旧を申し入れました。

■森川信夫事務局長
「(開通から)90何年もあった路線が無くなると地域が寂れる。それを何とか復旧させてほしいという願い。」

メンバーはこのあと県に対しても申し入れを予定しています。