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2025.09.08U-12侍ジャパン選出の中学1年生、夢は「二刀流で活躍するプロ野球選手」世界を驚かす一振り【新潟】

U-12侍ジャパン選出の中学1年生、夢は「二刀流で活躍するプロ野球選手」世界を驚かす一振り【新潟】
狭き門をくぐり抜けた丸山峻輝くん。そんな彼の特徴は…?
現在、甲子園で活躍した選手が中心となっている18歳以下の『侍ジャパン日本代表』が、世界一を目指してワールドカップを戦っています。

そんな中、じつは8月に12歳以下の侍ジャパンに新潟の中学1年生が選ばれ世界大会で活躍しました。夢は「二刀流で活躍するプロ野球選手」です。

■大石悠貴アナウンサー
「まもなく学校から帰ってくる注目の野球少年がくるということですが…。峻輝くんですか、よろしくお願いします。」

中学1年生・丸山峻輝(としき)くん。8月に行われた12歳以下のワールドカップで『侍ジャパン日本代表』のメンバーとして出場し、準優勝に貢献しました。

■U-12侍ジャパンメンバー 丸山峻輝くん
「土曜日の朝に『パスポート取りに行くよ』といきなり(母に)言われて、なんでだろうと思って。あっ(侍ジャパンに)選ばれたのかと。仲間も良い選手ばかりだし、アメリカや韓国もすごく良い選手ばかりだったので(プレーを)見習いたいと感じた。」


この日は、所属チームの練習の前に自宅で自主練習。日課としているトレーニングで汗を流します。

■大石悠貴アナウンサー
「これはどういう練習?」

■丸山峻輝くん
「インパクトで前に止めるとか、『1』を狙って打てとか、自分で捉えられなかったポイントも克服できる。」

丸山くんの持ち味は、パンチ力のあるバッティング。8月のワールドカップでは世界を驚かす一振りを見せました。特大の3ランホームラン。大会では3試合で4打数2安打と結果を残しました。

■丸山峻輝くん
「ちゃんと飛距離・高さもあって、これはいったなという感じだった。」

1時間ほどの自主練習を終えて、チームの練習に移動。丸山くんが所属しているのは、小・中一貫の硬式野球チーム『ユナイツ新潟』です。
チームの監督は、新潟明訓高校OBで当時キャプテンを務めていた高橋佑輔さん。じつはU12侍ジャパンのコーチを務め、ワールドカップにも帯同していました。

■ユナイツ新潟 高橋佑輔監督
「出た試合では力を遺憾なく発揮できた勝負強さ、そういうところ(世界の舞台)でも物おじしない力を発揮できるのは、なかなかできることじゃないと思って頼もしく見ていた。」

日本代表は公募により動画審査で40人に絞られ、その後、神奈川県でトライアウトが実施されたのち18人が選出されました。
狭き門をくぐり抜けた丸山くん。そんな彼の特徴は…?

■ユナイツ新潟 高橋佑輔監督
「一番は試合を作れること。変化球でもストライクとれるし、真っすぐも力がある。」

丸山くんは打者としてだけでなく、投手としても非凡な才能を持つ〝二刀流〟の選手。ワールドカップでも3試合に登板し、3回と2/3を投げ無失点。アメリカ戦では3者連続三振を奪うなど投打で力を示しました。
その身体能力の高さは、あるスポーツの経験が生きているといいます。

■丸山峻輝くん
「剣道をやっていました。」

じつは、丸山くんが野球を始めたのは小学4年生のとき。それまでは兄の影響で剣道に取り組んでいました。
しかし―

■丸山峻輝くん
「剣道をやっていた時期がコロナ禍で大会に出られないことがあって、このまま続いたら大会に出られないかもしれないと思って野球がやりたい(と思った)。佐々木朗希選手が2022年のときに完全試合をしてかっこいいと思って、自分も活躍したいと思って野球を始めた。」

竹刀からバットに持ちかえると、たった3年で侍ジャパンに選出。しなやかな動きや腕の振りは、剣道の経験が生きています。

■丸山峻輝くん
「剣道とか竹刀を振り上げる練習があるので、野球だと投げるときも(腕を)上げるので肩甲骨の柔らかさは繋がっているかもしれない。」

そんな丸山君についてチームメートはー

■チームメート
「すごく野球上手くて優しい子。たまに意味分からないこと言ったりする。」


練習が終わり、自宅に帰るとゆっくりくつろぐ丸山くん。家族でご飯を食べる姿は、ごく普通の中学1年生です。

■峻輝くんの母
「ぶれないでほしいですね。追い抜かれたからとか調子が悪いからと焦らないで、自分のペースを保てる人になってほしい。」

■峻輝くんの父
「自分がやりたいって言って始めた野球だし、始めた以上 練習から一生懸命やって信頼してもらえる選手になってほしい。」

世界の舞台を経験した丸山くん。
将来目指す夢はー

■丸山峻輝くん
「将来は〝プロ野球選手〟を目指してやりたい。(佐々木)朗希選手みたいな剛速球で相手をねじ伏せて、バッターなら近藤健介選手みたいに長打力のあるバッターになりたい。」
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