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2025.05.20風邪のような症状・頬に赤い発疹「リンゴ病」患者が県内で増加、大人・・・特に妊娠中には注意が必要【新潟】

風邪のような症状・頬に赤い発疹「リンゴ病」患者が県内で増加、大人・・・特に妊娠中には注意が必要【新潟】
風邪のような症状に頬に赤い発疹「リンゴ病」
頬などが赤くなる“伝染性紅斑”・・・いわゆる『リンゴ病』の患者が県内で増加しています。子どもの病気というイメージがありますが、大人も感染するため注意が必要です。

上越市の塚田こども医院。6歳の男の子が診察を受けていました。

■医師
「ほっぺが赤くなって手足が赤くなる。これはリンゴ病で間違いないです。」

医師の診断は伝染性紅斑、いわゆる『リンゴ病』でした。

■リンゴ病の診断を受けた子どもの母親
「赤い斑点と微熱がある。(Q.症状が出たのは?)今日です。登園の時は症状がなかったが、保育園に行って昼頃に(症状が)出た。(Q.保育園で流行っている?)流行っている。ここ1カ月くらい、ぽつりぽつり1人ずつ出る形で流行っている。」

『リンゴ病』は子どもがかかりやすい感染症で、風邪のような症状が見られるほか、頬などに赤い発疹ができるのが特徴です。

■塚田こども医院 塚田次郎院長
「リンゴ病が相当多く流行っている。私の医院でも、1週間に10~20人感染者が出ている。例年より多い。ここ5年くらいは無かったと思う。久しぶりに大きな流行になっている。」

県によりますと、5月11日までの1週間に報告された感染者数は66人で、1医療機関あたり2.2人と【警報レベル】を超えたとして県は警報を出しています。

ウイルスが原因で感染する『リンゴ病』。せきやくしゃみなどによる“飛沫感染”、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる“接触感染”があります。また大人の感染には注意が必要です。

■塚田こども医院 塚田次郎院長
「大人が感染すると、より熱が出たり、より具合が悪くなることが心配。妊娠中の方、20週までの妊娠のときには胎児の赤血球が傷むので、場合によっては流産になることもある。」

塚田医師によると、症状が出たときにはすでに感染力がピークを過ぎて弱まっているため、感染に気が付かず人にうつしていることも多いといいます。県では、手洗いやうがいなどを基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。
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