2025.05.21以前はバケツリレー 高齢化・人出不足に…ドローンが活躍!アユの稚魚を放流【新潟・十日町市】
約200m離れた放流地点まで稚魚を運ぶ
十日町市では、7月の『アユ釣り解禁』を前に稚魚が放流されました。漁協組合の高齢化や人手不足が進む中、ドローンが活躍しています。
■入澤芽生記者
「稚魚を入れたバケツを、こちらのドローンで放流地点まで運ぶということです。」
ドローンは約200m離れた放流地点まで稚魚を運び、待ち受けていた組合員が放流しました。中魚沼漁協では、2年前にドローンによる稚魚の放流を始め、2025年で3年目です。
以前はバケツリレーで稚魚を運んでいましたが、組合員の高齢化や人手不足に対応しようとドローンを導入。放流の労力が格段に下がったと言います。
■中魚沼漁業協同組合 鈴木登組合長
「早く放流するということが魚があまり弱らない、これが1番。いままでは何日かかけてやっていたが、(ドローンの導入で)1日でできる。」
21日は、アユの稚魚約8万5000匹を3つの川・20カ所で放流しました。清津川と中津川のアユ釣りは、7月12日に解禁される予定です。