高齢ドライバーの事故を防ごうと、柏崎市の自動車学校で運転講習会が開かれました。

6月2日に開かれた交通安全教室には、65歳以上の高齢者25人が参加しました。県内では今年、高齢ドライバーによる人身事故が274件起きていて、4人が死亡しています。

講習に参加した高齢者は、自動車学校のコースにあるクランクやS字カーブで運転技術を確認しました。

■84歳
「思ったよりうまくいかない。S字カーブで脱輪した。もう少ししたら(免許を)返納しなければいけない。」
■68歳
「趣味も行動も“車”なので思い込みをしないことと、右折の時(教官に)注意されたので気を付ける。」

■柏崎警察署加藤博章交通課長
「身体機能の変化を客観的に把握し、安全運転に努めていただきたい。」

警察は、運転に自信がなくなったら免許証の返納を検討してほしいと呼びかけています。