2026.05.12【磐越道バス事故】複数の生徒が証言「危険な運転をしていた」動画で撮影した生徒も【新潟】
危険を感じた生徒が「死ぬかもしれない」保護者にメッセージ
生徒は運転の異変に気づいていました。磐越道で北越高校の生徒ら21人が死傷した事故で、事故を起こしたマイクロバスに乗っていた生徒が「死ぬかもしれない」という趣旨のメッセージを保護者に送っていたことがわかりました。
この事故では、北越高校3年の男子生徒が亡くなり20人が重軽傷を負いました。捜査関係者によりますと、若山哲夫容疑者が運転するバスに乗っていた複数の生徒が「危険な運転をしていた」と証言。事故を起こす前の様子を動画で撮影した生徒もいたということです。
そして、危険を感じた生徒が「死ぬかもしれない」という趣旨のメッセージを保護者に送っていたことも明らかになりました。
新潟市内の防犯カメラには事故当日、学校に向かう若山容疑者が運転していたとみられるマイクロバスが映っていました。センターラインをはみ出している様子も確認できます。この事故では、レンタカーや運転手の手配について北越高校と蒲原鉄道の見解が対立しています。
北越高校は、10日の会見である封筒の存在を持ち出しました。
■北越高校 灰野正宏校長
「事故現場に散乱した部員の持ち物を回収して学校に戻った際、あるかばんの中に蒲原鉄道の担当者から運転手に渡されたと思われる手当の封筒などであります。3万3000円です。メモは表書きにございました。手当・高速・ガソリンですね。高速はカードにてと書いてございました。」
北越高校がいう若山容疑者の宛名が書かれていたという『封筒』。営業運転に必要な二種免許を持たない若山容疑者が報酬を受け取っていた場合、『白バス行為』の可能性も出てきます。
12日朝、蒲原鉄道は-
■蒲原鉄道 茂野一弘社長
(Q.3万3000円が入った封筒については?)いま捜査中なので、お話しすることができませんのでご理解いただければ。」
今回の事故は、部活動の安全管理に取り組んできた学校関係者に波紋を投げかけています。
花角知事は、12日朝の会見で今回の事故を「重大な事案だと受け止めている」とし、今後の方針について言及しました。
■花角英世知事
「できるだけ早く事実関係を踏まえて、実態把握のための調査を行いたい。再発防止のための対応策を検討したい。」
調査の内容や方法は今後検討しますが、市町村の協力を得て中学校についても調査対象にする考えを示しています。