2026.06.22【インタビュー】水谷豊さん生出演!〝1人5役〟監督最新作に込めた思い、娘・趣里さんとも初共演【新潟】
映画『Piccola felicità 〜小さな幸せ〜』で1人5役を務めた水谷豊さん
22日は、スタジオに素敵なゲストをお迎えしてお伝えします。ドラマ『相棒』でおなじみ、俳優の水谷豊さんです。今日は、水谷さんが自ら監督を務められた映画『Piccola felicità(ピッコラ・フェリチタ)〜小さな幸せ〜』の上映会が23日に新潟市で開かれるということで、いろいろと聞いていきたいと思います。
―――【新潟について】
(Q.新潟に来られるのはいつ以来になりますか?)
■水谷豊監督
「3年前に舞台の公演で新潟に来ました。東京以外はキャストの出身地を回るという公演だったので、高橋克実さんは三条出身。それで高橋克実さんの出身地ということで、新潟で公演をしました。」
(Q.新潟の印象・イメージは、どのようにお持ちでいらっしゃいますか?)
■水谷豊監督
「そのときに、高橋さんに連れて行っていただいたお店。これがおいしかったんですよ、海鮮ですね。やっぱり海のものがおいしくて。新潟で食べると同じものでもこんなにおいしいんだっていうような印象がありましたね。帰りは、へぎそばを食べて帰りました。」
(Q.21日は佐渡にも行かれてたということで、佐渡いかがでした?)
■水谷豊監督
「いいところでしたね。夫婦岩のあたりをまわって良かったですね。佐渡も4回目です。」
―――【映画について】
■岡拓哉アナウンサー
「我々はひと足先に映画を拝見し、本当にあっという間の2時間半でした。普段皆さんが抱えているような不安や悩みのなかにも幸せが転がっていて、共感だったり刺激だったりいろいろな幸せがえられる映画だなと感じました。」
■髙橋泉アナウンサー
「このひとひとつひとつのシーンが本当に色彩豊かで、見ているだけでどのシーンもこうアート作品のようなそんな風に感じられる素敵な作品だなと感じました。」
(Q.今回の映画は、監督としては何作目になりますか?)
■水谷豊監督
「監督としては4作目ですね。」
(Q.この映画を撮ろうと思われたきっかけを教えていただけますか?)
■水谷豊監督
「この脚本というのは2022年のコロナ禍でしたけれども、常日ごろ『幸せってなんだろう』という自分への問いかけみたいなものがあったんですね。幸せっていうのは何か味わったことあるんだけれども、次の瞬間に幸せを感じたと思ったらどっか行っちゃってる。果たしてその幸せっていうのは、どこにあって何なんだろうということを知りたくなった。この物語を作って、それを探してみようかなというのが作ったきっかけでしたね。」
(Q.映画を通じて、水谷さんなりの幸せの答えみたいなものは見えたんですか?)
■水谷豊監督
「幸せというのは、じつは特別なものと思いがちですけれども、日常の生活のなかに気がつくか気がつかないか。『些細なところにある』だから気がつかないと一生気がつかないことかもしれないけれども、それに気がついた人はたくさん幸せを感じていくことができるんじゃないか。」
■岡拓哉アナウンサー
「そういう小さな幸せを感じさせてくれる映画ですよね。」
■髙橋泉アナウンサー
「見ていくなかで、あらためて幸せってこういうことなんだなっていう風に気づかせてもらえるような感じがしました。」
■水谷豊監督
「人生というのは何気なく過ごしているようだけれども、本当にいろいろなことが起きているんだなということも作りながら思ったんですね。思わぬことは人生というのは待っている、大変なことも待っている。だからお話を作っていくうちに、3つ話があるんですけれどもどれも思わぬ展開を見せていって、人生最後にさらに思わぬ展開が待っている。まさに人生ってこういうことなんだろうなと思いながら作って。どんなときもやっぱり本能的に幸せを求めてるっていう、そんなことを思いを込めて作ったんですね。」
(Q.今回はなんと〝1人5役〟を務められたということで、企画・脚本・プロデュ―ス・監督 そして主演とひとつでも大変なところを、今回はなぜ5役に挑戦されたんでしょうか?)
■水谷豊監督
「2024年に撮影したんですけれども、監督主演で頼まれてた別の映画があったんです脚本もあって。それでもう撮影するばっかりになってて、スタッフ決まって・キャスト決まって・スケジュール決まって・ロケ地も決まって・・・それがギリギリでキャンセルされました。スタッフに申し訳ないことをしたなと思って。せっかく集めたスタッフなのにみんな仕事を一回失うと。でもこの世界ではあることなのでいいかなと思ったんですけど、どうにも気持ちが整理がつかなくて。またスタッフを集める方法がひとつだけあるとしたら、自分で映画を作ることだった。2022年に書いた本があるので、これを自分で作ろうと。公開も何も決まらないけれども、決められないし。でも、もう一度スタッフを戻してこれ作るだけ作ろうと。」
(Q.最初から主演も水谷さんご自身の予定でしたか?)
■水谷豊監督
「僕は出る気なかったんですよ、最初。だから4役だったんですよ、本当は。でも自主制作ですから途中、僕の役だけなかなか決まらなくて。誰と誰にやってもらおうかなと思っていたところに予算表が回ってきた、プロデューサーですから。それを見て『そうかー』と思って。そういえばお金かからなくて、毎日現場にいて、そこそこ芝居もできるのが1人いるなぁと思って。これ本当の話なんです。」
(Q.演じられる以外で、この役割はちょっと楽しかったなぁというものありましたか?)
■水谷豊監督
「どれも楽しかったですね。初めての経験もありましたけれどもどれも楽しくて、やはり1人で作るものではないので。方向性・世界観は監督が決めますけれども、それに向かって動いているスタッフを見ているのも、ものすごく楽しかったです。これ、監督ならではですね。」
―――【娘・趣里さんと初共演について】
(Q.俳優をされている娘の趣里さんと初めて共演されたということで、水谷さんからオファーをされたのでしょうか?)
■水谷豊監督
「2022年に書いていたときに『読んでいい?』って娘・趣里の方から言ってくれたんですよ。『どうぞどうぞ』って、その作品になるかどうかわからないけど、そのとき読んでたんですよ。2024年に撮影が入るって決まったときに『あれ、あれ、やるの?』って言ってきて『やることになった』と言ったら、娘・趣里が『出てもいいけど』って言ってくれたんですよ。逆オファーだったんです。」
(Q.趣里さんありきの脚本ではなかったわけですね?)
■水谷豊監督
「微妙なとこですけども、全く誰かに当てて描くつもりはなかったんです。描いているうちに、ちょっとこの役は趣里がよぎってました。」
(Q.父でもあり監督でもある。今回、演技指導やアドバイスなどの会話はありましたか?)
■水谷豊監督
「動きはつけますけれども、あとはもうOKでしたね。もう見てるだけでOKって感じですね。」
(Q.趣里さんの演技いかがでしたか?)
■水谷豊監督
「いい子に育ったなと思いました。」
見どころがいくつもある映画『Piccola felicità(ピッコラ・フェリチタ)〜小さな幸せ〜』の1日限りの上映会が、23日午後2時から新潟市の新潟県民会館で開かれます。その舞台あいさつに水谷さんも立たれるということで、新潟の皆さんにメッセージをお願いします。
■水谷豊監督
「上映会でいち早く新潟に来れて、そして新潟の皆さんに見ていただける。まさに、『Piccola felicità(ピッコラ・フェリチタ)』イタリア語で〝小さな幸せ〟という意味なんですけども、いま小さな幸せを感じてますね新潟で。」