2026.06.24長岡市で生息を初確認「コウノトリ」ひなに個体識別のための足環装着【新潟】
2羽のひなのふ化を確認
2026年春、国の特別天然記念物『コウノトリ』の生息が長岡市で初めて確認されました。巣立ちを前に、個体を識別するための足環(あしわ)が取り付けられました。
長岡市栃尾地域。電柱の上に見えるのは・・・国の特別天然記念物『コウノトリ』の巣です。4月に巣と卵が見つかり、その後2羽のひなのふ化が確認されました。
親鳥がすぐそばで見守るなか-
■柏百花記者
「いま、コウノトリのひなが捕獲されました。」
長岡市は、健康状態や生態を把握するため2羽のひなの体重測定や採血などを行い、個体を識別するための足環を両脚に装着しました。ひな2羽はいずれも体重が4kgを超え、健康状態は良好。順調に育てば1カ月ほど後に巣立つ見込みです。
■巣の近くの住民
「家の真ん前で見られるのは幸福を運ぶ鳥っていうだけあってうれしい。見ているだけで幸せ。」
コウノトリは国内では一度絶滅しましたが、野生復帰の取り組みにより現在は14の府県で生息が確認されています。県内では2026年、上越市でも3カ所の営巣が確認されています。
■兵庫県立コウノトリの郷公園 布野隆之さん
「今回、栃尾地区で一度絶滅してしまったコウノトリが新たに定着したことは、かつてコウノトリを支えていたくらいの餌生物がしっかりとあるということを意味してると思います。どんどんコウノトリが定着して、栃尾地域に広がってくれるといいなと思います。」
担当者は「コウノトリや巣を観察する際は、150m以上離れて静かに見守ってほしい」と呼びかけています。