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2026.07.23【特集】半数近くがSNSを通じて応募「闇バイト」の危険性、県警が夏休み前の中高生に伝える【新潟】

【特集】半数近くがSNSを通じて応募「闇バイト」の危険性、県警が夏休み前の中高生に伝える【新潟】
今年に入りトクリュウによる犯罪ですでに78人が検挙
県内でも匿名・流動型犯罪グループ『トクリュウ』による犯罪が増えています。県警は、夏休み前の中高生に〝闇バイト〟の危険性を呼びかけました。

■新潟少年サポートセンター 田巻香奈さん
「〝闇バイト〟は名前こそバイトという言葉が使われていますが、紛れもない犯罪行為に加担させられることを言います。」

新潟市内の中学校で開かれた警察による講話。夏休み前の生徒らに〝闇バイト〟に手を染めないよう注意を呼びかけました。

■新潟少年サポートセンター 田巻香奈さん
「皆さんのような少年が闇バイトに加担するきっかけになるのが、先輩や友達からの誘いで断れずという場合が多いですが、犯罪グループは都合のいい使い捨てを求めている。」

県警によりますと、県内では2025年トクリュウによる犯罪(資金獲得が目的)で253人が検挙されていて、年々増加傾向だということです。全体の約1割にあたる26人が少年でした。

■中学3年生 佐藤諒河さん
「(闇バイトは)自覚もない間に犯罪に手を染めてしまっているのが怖いところだと思った。友達とかに闇バイトに誘われても絶対に断ることがあらためて大事だと思った。」

また、SNSを通じて闇バイトに応募するケースが多く、2025年は検挙された人のうち半数近くがSNSを利用して犯行に加担しました。

■新潟少年サポートセンター 田巻香奈さん
「(SNSは)興味本位でアクセスすることにより良いように操作されてしまって、犯罪に気が付いたら加担しているケースもあるかと思うので、未然に防ぐことができれば。」


長岡市にある『新潟少年学院』。2026年1月、特殊詐欺に手を染めた少年に話を聞きました。

■少年(当時18歳)
「ここに来たのは詐欺。高齢の方をだますオレオレ詐欺ですね。」

少年は、15歳ごろから地元の友達の紹介で現金などを受け取る『受け子』や、キャッシュカードで現金を引き出す『出し子』として詐欺に加担するようになりました。

■少年(当時18歳)
「夜遊びもしていて遊ぶお金欲しさに。親に知られないし未成年だけどできる仕事があるというので、おいしい話についていった。」

被害者を巧妙にだました、その手口とは。

■少年(当時18歳)
「『病院の先生の息子役』として(被害者宅に)行ったんですけど。『(被害者の)次男が病気になったから手術をするのにお金が必要』という設定で。」

高齢女性からだまし取ったのは、500万円。受け子として1000万円を受け取ったこともありますが、少年には1円も入りませんでした。

■少年(当時18歳)
「そのときは何も考えていなくて、だまし取ってもこのお金がいくら自分に入るか。500万円と聞いたら多いように聞こえるが、意外と持ってみたら軽いなみたいな。自分も指示の下で動いているから仕方ないと、自分のなかで割り切ってやっている部分があった。」


県警もトクリュウに対する対策を強化していて、櫻井美香本部長は部門を横断した連携の強化を進めていくと話しました。

■県警 櫻井美香本部長
「『従来の捜査手法の延長線上で対応できる』といった甘い認識は捨て、トクリュウという巨大な脅威に対し、組織の総力を挙げて立ち向かわなければなりません。」

県内では、今年に入りトクリュウによる犯罪ですでに78人が検挙されています。夏休みに入り自由な時間が増えるなか、県警はSNSの使い方や個人情報の扱いには注意するよう呼びかけています。

『闇バイト』に関する悩みについて、警察は相談ダイヤル#9110または最寄りの警察署に相談するよう呼びかけています。
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