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2026.08.03【県北部豪雨から4年】土石流に飲み込まれた村上市小岩内のいま「早い避難を」生かされる教訓【新潟】

【県北部豪雨から4年】土石流に飲み込まれた村上市小岩内のいま「早い避難を」生かされる教訓【新潟】
「小岩内の奇跡」生かされる教訓
2022年の県北部豪雨から2026年8月3日で4年です。復旧が手つかずの場所もある一方で土石流の被害にあった地域では、水害の教訓が日々の備えに生かされています。

4年前の8月3日から4日にかけて県内で線状降水帯が相次いで発生し、村上市や関川村を中心に2431棟が浸水被害を受けました。JR米坂線は至るところで線路が土砂にのまれ、村上市と山形県を結ぶ生活の足が寸断されました。

■岡拓哉アナウンサー
「運休が続くJR米坂線の踏切です。4年が経ってそのままの状態で残っています。おそらくここが線路だったと思われますが、完全に草が生い茂っていて復旧までは時間がかかりそうです。」

村上市の小岩内地区は土砂や流木に集落が飲み込まれました。いまも土砂災害などを防ぐ工事が続いています。当時の区長・松本佐一さんを訪ねました。

■当時の区長 松本佐一さん
「(4年は)早かったですね。熊本の災害もあり、災害が起きると4年前の土石流を思い出す。」

小岩内は1967年の羽越水害の経験もあり、住民たちの声がけで迅速に避難。亡くなった人はいませんでした。

■当時の区長 松本佐一さん
「小岩内の奇跡と言われている。避難を早く誘導し、犠牲者がいなかったことがホッとしている今の気持ち。」

松本佐一さんから区長を引き継いだ松本一男さんです。

■前区長 松本一男さん
「7軒もなくなったから寂しさはある。いままで一緒に暮らしていた人たちがいなくなったので。」

豪雨災害の約1年後、集落独自の避難計画をまとめた一人です。

■前区長 松本一男さん
「(Q.雨のときの意識は変わった?)変わりましたね、変わったと思う。避難なんて考えたことがなかったが、今は雨が降ると避難しないといけない思いになる。」

2026年7月26日の大雨の際も避難には至りませんでしたが、自治体の避難情報を待たずに役員らで体制を確認しました。2年ほど前に作ったLINEグループには住民の半数以上となる約50人が参加。ほぼすべての世帯で情報が受け取れる体制を作っています。

■前区長 松本一男さん
「早めの避難ですね、一番は。町の人たちが住みやすい地域にしていかなくてはいけない。」

8月末には土石流を想定した避難訓練も予定。教訓をつないでいきます。
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