2026.08.14長岡市山古志 たった1人の「二十歳のつどい」ふるさとへの感謝の思い【新潟】
新成人 星野優希さん(20)
長岡市山古志で『二十歳のつどい』が開かれました。人口減少が進むなか、今回の対象者はわずか1人でした。出席者が口にしたのは、ふるさとへの感謝の思いです。
長岡市山古志で開かれた二十歳の集い。出席したのは、星野優希さん(20)ただ一人です。
■新成人 星野優希さん
「私には、山古志に同級生が存在しません。すべてを自らの頭で考え決断し、実行せざるをえなかった日々こそが何事にも揺らぐことのない強い意思決定能力を授けてくれていたのです。」
2004年に発生した中越地震で山古志は甚大な被害を受け、一時全村避難を余儀なくされました。住民が戻ったあとも人口は減り続け、現在685人のうち約6割が65歳以上の高齢者です。
■新成人 星野優希さん
「私は人々の見えないところで努力を繰り返してきました。それは山古志も同じではないでしょうか。山古志に帰るために日々生活を回復させ、少しでも復興につながるように日々努力を重ねてきたのではないでしょうか。」
式典には、母・しほりさんと弟・優来さんも参加。2人が小学生のときに取り組んだ太鼓をサプライズで披露しました。
■母・しほりさん
「1人だけということで参加しないという選択もあったけど、堂々と参加したのがうれしかった。これから社会の一員となるので、切磋琢磨(せっさたくま)して頑張ってもらえたら。」
現在、群馬県内の大学に通いながら公認会計士の資格取得を目指している優希さん。話してくれたのは、ふるさとへの感謝でした。
■新成人 星野優希さん
「自然豊かな環境でどんなことでも大体できてしまう場所だったからこそ、これもできる・あれもできるみたいな考え方になった。この環境で育ったからこその思考プロセスが手に入ったと思うので感謝ですね。」