2026.09.22十日町市の酒蔵「日本の酵母で造りたい」台湾産の酒米で日本酒造り【新潟】
『松乃井酒造場』で行われた日本酒造りの安全祈願
十日町市の酒蔵で台湾でとれた酒米を使った日本酒造りが始まります。台湾でのコメ余りと競争激化を見据えた新しい取り組みです。
十日町市の酒蔵『松乃井酒造場』で行われた日本酒造りの安全祈願。台湾北東部にある宜蘭(ぎらん)県の関係者も出席しました。この酒蔵では、宜蘭県産の酒米を使った酒造りが始まります。
台湾では、2023年の1人あたりの年間コメ消費量が過去最低を記録。今後、関税引き下げにより海外のコメとの競争激化が予想されることから、新たなコメ需要を発掘するために台湾でも人気がある〝日本酒〟への応用に挑むことになりました。
台湾政府の農業研究機構が十日町市の酒蔵などに台湾米を使った日本酒の試作を依頼。この秋から仕込みが始まります。
■台湾・工業技術研究院 林定三さん
「日本酒で一番大事なのは酵母。でも台湾には良い酵母がない。だから日本の酵母で造りたい。」
■松乃井酒造場 古澤裕社長
「少しでも海外で需要が増え、興味をもってもらい飲酒人口が増えれば。」
12月以降に完成した酒は、台湾で販売される予定です。