第2の故郷で恩人たちと再会
チカポン「見てください、この青空。そして広がる山々、輝く田んぼ。土の良い香りがしてまいります」
きょうの舞台は、のどかな田園風景が広がる長岡市和島地域。
越後の歌人、良寛が愛した土地としても有名です。
県内30市町村をめぐる、「チカポンの探県日和」。
今回は長岡市和島地域を訪ねました。
チカポン「こんにちはー」
「久しぶり!」
私が訪ねたのは、大恩人のお2人でした。
3年前、農業をしながらその土地に住む「農業で住みます芸人」に抜擢された私は、
1年間、和島地域に移住しました。
その時、お世話をしてくれたのが、こちらの大矢さん兄弟。
田んぼの師匠が作雄さん、畑の師匠が義理の兄・猛雄さんです。
チカポン「せっかくなんで、田んぼを見に行きましょうよ」
ということで、作雄さんの田んぼへ向かいました。
【当時の印象は?】
大矢猛雄さん「大丈夫かな?でも、一緒に仕事してみて熱心だし、よく頑張った」
大矢作雄さん「男の子が来ると思っていたが、二十歳そこそこの女の子だったからたまげた。まず機械に乗ってもらわなきゃダメ。最初にトラクターに乗ってもらった。
これだけ広いからどこに突っ込んでもいいかなと」
続いて伺ったのは、私が野菜を作っていた猛雄さんの畑。
猛雄さん「まっすぐこうやれば、チカさん、ほら」
チカポン「どうなんでしたっけ、私の出来?」
猛雄さん「だっけ、まぁ…70点ぐれ」
猛雄さん「大根は結構良いものを作っていたね」
チカポン「全部売れましたもんね、大根」
猛雄さん「大根は全部売れたな」
チカポン「師匠がいいからですよ。ありがとうございました、あの時は」
もう一人、どうしても会いたかったのが、和島一愉快な、小林公司さん。
コバコウさんの名で親しまれています。
コバコウさん「良かったら乗ってみて」
チカポン「いいんですか?よいしょー」
コバコウさん「でぇじょぶら?」
チカポン「壊れないでしょ!」
コバコウさんは、この場所でミニSLを走らせるイベントを開くなど、
地元を元気にしようと盛り上げている方なんです。
チカポン「新潟市までお願いします」
コバコウさん「チカコ、背中出てるし」
チカポン「うーん、おいしいー」
当時、お世話をしてくれた皆さんが、ごはんを持ち寄って、もてなしてくれました。
大矢作雄さん「本当は、農業もそろっとケリをつけようかと思ってたところだったが、かわいい子が来て、もうちょっと頑張ろうかなという気持ちになって、まだやっております。ありがとうございました」
チカポン「こちらこそ本当にありがとうございます。うれしい」