今回は、新しいスタイルの移動販売をピックアップ。
上越市では、8月から「無印良品 直江津」の移動販売が登場。
スーパーや商店が少ない山間部を回ります。
バスの中はお店そのもの!
レトルト食品から靴下にバッグなど、生活雑貨も充実しています。その数300種類。
ブランド品そのものを山間部で販売する新しいスタイル。
取材の日回ったのは、板倉区と中郷区の4カ所。
到着すると、オープン前から心待ちにしていたお客さんが10人も!
冬に備えてダウンベストを買うお母さん。
学校で急に必要になった文房具を買う親子など、皆さんお買い物を楽しんでいました。
中にはご近所さんとバッタリ出会う人も。
過疎化が進む地域では、最近はご近所さん同士でも出会う機会が少ないそうです。
コロナ禍でさらに出会いが少なくなった人たちの交流の場にもなっていました。
★「無印良品 直江津」
問:025-520-7591
そして、新発田市では「ウオロク コモ店」を出発して街中を回る移動販売が登場。
生鮮食品やお総菜など約400種類1200点。
誕生のきっかけは、商店街の中心で約60年間営業していた中央店が閉店したため。
街中でも買い物に困る高齢者をお助けするため、見守りを兼ねた移動スーパーです。
取材の日回ったのは、約200mごとに40カ所以上。
遠くまで行けない皆さんは、家の近くまで来てくれた移動スーパーで買い物を楽しんでいました。
ドライバーの石塚さんは、買い物客と世間話をすることで皆さんの体調や様子も見ているそうです。
時には玄関まで様子を見に行き、付きっきりで買い物をお手伝いすることも。
高齢者の見守りもしてくれる街中の移動スーパーでした。
★「ウオロク コモ店」
問:0254-21-2210