2025.06.03「新潟県の使命」県内の主食用米の作付面積 去年に比べ6300ha増の見込み【新潟】
県が安定供給に向け設定する生産目標を上回る見込み
コメの価格高騰などを受け、県内で2025年の主食用米の作付面積が、2024年より6300ha増える見込みであることが分かりました。
2日、新潟市で開かれた県農業再生協議会。4月末時点の主食用米の作付面積が10万7700haにのぼり、2024年に比べ6300ha増える見込みであることが示されました。県が安定供給に向け設定する生産目標の56万tあまり、面積にして10万3800haを上回る見込みです。
一方、加工用米などの非主食用米の作付面積は2024年より減る見込みです。
■県農業再生協議会 石山章会長
「酒米や加工用米・米粉なども需要がある新潟県。需要に応じたコメをきっちりと作っていくのが新潟県の使命。」
県は、非主食用米の低コスト・多収モデル育成事業などを進める方針です。