第75代横綱・大の里の誕生です。日本相撲協会は28日午前に開かれた臨時理事会で、糸魚川市の海洋高校出身・二所ノ関部屋「大の里」の横綱昇進を正式に決定しました。

大の里は石川県出身で、中学校から糸魚川市に相撲留学して海洋高校を卒業するまでの6年間を過ごし、大学卒業後に入門しました。
5月場所は、千秋楽こそ敗れたものの14連勝で優勝。2場所連続優勝を果たし横綱昇進をほぼ確実として、28日午前に正式決定となりました。初場所から所要13場所というスピード出世です。横綱昇進を祝って、糸魚川市では28日夜に花火が打ち上げられます。

日本相撲協会のホームページによりますと、新潟ゆかりの横綱誕生は1942年の新潟市出身の第36代横綱・ 羽黒山以来となります。