2025.05.26スーパーの店頭価格は値上げの現状「備蓄米という選択肢を用意したい」備蓄米5kg2160円と試算【新潟】
県内のスーパーに5kg・2000円のコメは並ぶのか
小泉農水大臣は、早ければ6月上旬にも5kg・2000円程度の備蓄米を店頭に並べることができると発表しました。
■小泉進次郎農水大臣
「一般的なマージンを踏まえて試算をすれば、小売価格では5kgあたり2000円程度となる水準であります。早ければ6月上旬にも店頭に並べることができると考えています。」
随意契約の対象は、年間のコメの取り扱いが1万t以上の大手小売業者です。売り渡し価格の平均は60kgあたり税込みで1万1556円で、小売り価格は2160円程度と試算しています。
県内のスーパーに5kg・2000円のコメは並ぶのでしょうか。
三条市のスーパー『マルセン』。店頭でのコメの販売価格は5000円代になっていました。
■マルセン 太田雅悠専務
「今月の中旬ぐらいにまた問屋さんから5kgで200円ぐらい、10kgで500円ぐらいの値上げの情報が来て。やっぱり消費者からは、本当に価格が高いという声が非常に多く届いている。」
〝5kg・2000円〟への期待もありますが、今のところ備蓄米が入荷する予定はありません。また、備蓄米が入っても他のコメの値段まで合わせて安くなるとは考えづらいと話します。
■マルセン 太田雅悠専務
「もう終売がどんどん始まっていて。スーパーとしても、これまで通り仕入れることが難しくなってきている状況が最近ではある。我々としても、消費者の方に備蓄米という選択肢を用意したいなとは思いますけど。」
■買い物客
「安ければ安いほどいいとは思うが、(2000円は)無理というか。消費者としては安ければいいけど、農家さんのこともあるし。今の状況では3000円台ならいいなと思う。」