大雨や台風の時期を前に、国土交通省と自治体などが川の堤防などを点検しました。

新潟市で行われた点検には、信濃川下流河川事務所と流域の自治体の担当者が参加しました。洪水が起きたときに危険が予想される場所を点検したほか、能登半島地震で被害を受けた堤防の復旧がおおむね完了していることも確認しました。

■信濃川下流河川事務所 栗林孝典所長
「信濃川下流域は、過去何度も水害の被害を受けている。近年、過去経験のないような大雨が全国で降っていることを踏まえると、信濃川下流域でも経験したことがない水害が発生する可能性はある。いつ水害が起きてもおかしくないという意識で備えていきたい。」

洪水の危険性が高まったときは、自治体の避難情報を早めに確認してほしいとしています。