新潟市西蒲区でコシヒカリなどを栽培する鈴木暁雄さん。

■鈴木農場 鈴木暁雄さん
「(Q.田植えは全部終わった？)無事ケガもなく、機械も壊れることもなく。」

今年は全体の作付けが約25haで、2024年より2.5haほど増やしました。

■鈴木農場 鈴木暁雄さん
「県の方から主食用米を増やしてくれと言われたので、去年より10%くらいは増やした。」

随意契約で放出される備蓄米の店頭価格が、5kg・2000円程度と想定されていることについては－

■鈴木農場 鈴木暁雄さん
「備蓄米限定でその価格で販売することはいいと思う。ただこの先ずっとその値段でと言われると、我々 生産者としてはなかなかコメを作っていくのは難しい。生産コストが上がってきているので。」

農水大臣の交代後、コメの価格安定を掲げる国の動きですが、鈴木さんはコメの値段の下がりすぎを警戒しています。

■鈴木農場 鈴木暁雄さん
「消費者は安い方がいいし、生産者は1円でも高い方がいい。その折り合いをどこでつけるのか、金額にするといくらなのかもちょっと難しい。」

備蓄米の売り渡しは、26日から受け付けが始まっています。