バスケB3・アルビレックスBBは、12日に勝てばB2昇格が決まる大一番に挑みました。一進一退の攻防に敗れ、昇格は持ち越しとなりました。

プレーオフ準決勝第3戦。アオーレ長岡には、2700人を超えるブースターが詰めかけ熱気に包まれました。
第1Qは、新加入のジャンピエールが魅せます。リバウンドから立て続けに得点を奪うと、ゴール下の守護神が存在感を示します。9点ビハインドで迎えた第2Q・中盤。躍動したのは、五十嵐圭。3Pを沈め、6点差に詰め寄ると39歳の川村も続きます。ベテラン2人の活躍で流れを引き寄せると、第2Q終了間際･･･23歳・樋口の3Pで逆転、会場の熱気は一段と高まります。

しかし、後半は連続得点を許すなど苦しい展開。川村の連続3Pで食らいつきますが、反撃は及ばず10点差をつけられ敗戦。ホームでB2昇格を決めることはできませんでした。

■五十嵐圭選手
「しっかりこの負けを受け止めて次に進まなければいけないですし、その気持ちの切り替えが昨日以上に来週まで少し時間がある中で大事になってくると思う。」

■鵜澤潤HC
「かなりヘッドダウンしている。みんなホームで決めたかったというのはあると思うし、ただそうも言っていられないので。チャンスがある限り、僕たちはそこに最善を尽くすだけだと思うので、また次に切り替えて戦っていくしかない。」

アルビBBは、16日から始まるプレーオフ3位決定戦で岩手と対戦。勝てば、B2昇格が決まります。