17日午後3時の衛星画像には、日本海にも茶色いものが漂っています。これが黄砂です。太平洋の色と見比べると、茶色いのがよくわかります。
黄砂と聞くと車の汚れを心配する方もいると思いますが、人の体にも影響を及ぼすことがあります黄砂は、ゴビ砂漠など中国大陸の砂が舞い上がったもので、4㎛ととても小さく軽いため、偏西風によって遠い日本まで飛ばされてきます。
工業地帯の上空を通過する時に、大気汚染物質やアレルギー物質が含まれてしまうことがあり、これが呼吸器疾患や、花粉症に似たようなアレルギー症状が出る原因になります。
そのため、吸い込んだりしないようにマスクやメガネを付けましょう。

18日も引き続き、黄砂対策が必要です。朝～夕方6時頃まで各地黄砂が飛んでくる予想です。少し見通しが悪くなる可能性がありますので、車の運転などご注意下さい。

18日午前9時の天気は、前線を伴った低気圧が日本の南を進む見通しです。低気圧周辺の湿った空気の影響で、県内は晴れ間もありますが、17日より雲が広がりやすいでしょう。また、夜は一部でにわか雨があるかもしれません。強い降り方ではありませんが、お帰りが遅い方は、念のため雨具があると安心です。