2025.05.20【能登半島地震による液状化被害】西区と江南区のボーリング調査が完了【新潟】
17カ所で地表から50cmから1m程度の土を掘ると地下水を確認
新潟市は、能登半島地震による液状化被害が発生した西区と江南区のボーリング調査が完了したことを発表しました。
2024年12月から寺尾周辺地区や黒埼地区・天野地区で開始したボーリング調査について、4月末をもって完了したことを発表しました。その結果、調査した27カ所のうち25カ所で粘性土層などが確認され、市が検討してきた地下水を抜く工法では地盤沈下が起こる可能性があることが判明しました。
市都市計画課によりますと、調査した27カ所すべてで地盤強度が軟弱な砂の層が確認され、そのうち17カ所で地表から50cmから1m程度の土を掘ると地下水が確認されたということです。市は、調査結果を7月に予定されている専門家らによる対策検討会議に諮り、その後、住民説明会を開く予定です。