2025.05.22ガソリンの「定額補助」段階的に拡大へ、店舗価格に反映されない場合も【新潟】
ガソリン価格の抑制を目的とした『定額補助』を開始
ガソリンの『定額補助』が22日から始まりました。
県内のガソリンスタンドでも値下げを始めた店舗もあり、利用者から安堵の声があがっています。一方、店側は制度が複雑で消費者に混乱を招く恐れがあると懸念しています。
■柿木哲哉記者
「新潟市北区のガソリンスタンド。1Lあたりのレギュラーガソリンの価格は171円となっています。170円代になったのは約5ヵ月ぶりだということです。」
新潟市北区のガソリンスタンドでは、22日からレギュラーガソリンの価格を6円値下げしました。
■利用客
「下がる分にはうれしい。ちょうどいいタイミングで来てよかった。」
経済産業省によりますと、県内のレギュラーガソリンの価格は181円で、前の週に比べて1円値下がりしています。政府は、22日から物価高対策としてガソリン価格の抑制を目的とした『定額補助』を始めます。
市場価格の急激な変動を抑えるため最初の1週間は5円、その後は価格の動向を見ながら10円まで段階的に拡大します。しかし、補助した分がそのまま店頭価格に反映されない場合もあります。
一方、店側は補助制度が複雑で利用客が混乱するのではと心配しています。
■ハート 植木豊専務
「お客様が一番混乱することが、一番心配。国のほうで分かりすい説明をしてほしい。」