横綱の誕生に第二の古里が沸きました。大相撲5月場所で優勝した大の里の横綱昇進が正式に決まりました。大の里が中学・高校と技を磨いた糸魚川市は、お祝いムードに包まれています。

石川県出身の大の里は、中学校から糸魚川市に相撲留学。海洋高校相撲部ではインターハイに出場するなど強さの基礎を築きました。

「大の里 横綱昇進おめでとう！バンザーイ！」

28日に横綱昇進の正式決定を受けて、糸魚川市ではお祝いのバルーンや懸垂幕が掲げられました。

■糸魚川市 久保田郁夫市長
「(大の里は)我が市の誇りです。今度は唯一無二の大横綱になってもらいたい。そういう願いを込めて、糸魚川市民全力で応援させていただきたいと思います。」

■糸魚川市民
「やったーっという感じで、とにかくうれしい。本当に応援していたので。海洋高校から横綱が出てうれしいし、糸魚川も盛り上がるといい。」
「若いし力強い。ケガなく、次はあわよくば全勝優勝してほしい。」


市内のスーパー『ハピー』では、横綱昇進を祝う記念セールが始まりました。
対象の商品は〝第75代横綱〟にちなんで、なんと･･･75円に！多くの客が手を伸ばしていました。

■買い物客
「75円、安いです。中学生のころから大の里は知っているので本当うれしい。海洋高校の相撲取りは、次から次へと今後横綱目指して頑張ってほしい。」

中でも売れていたのは、こちらのカレー。
大の里の母校・海洋高校相撲部が開発した商品「ごっつぁんカレー」で、すぐに完売となりました。記念セールは6月3日まで続きます。

■ハピー販売促進室 池亀匠さん
「初日だが客の入りはいいので、結構売れている。第二の古里・糸魚川で、大の里がスーパースターになってくれたことでお客さんは喜んでいる。」

糸魚川市の盛り上がりに大の里は－

■第75代横綱・大の里
「たくさん盛り上がってくれていると思うので、またそれに向けてしっかりと期待に応えられるよう頑張りたいと思います。」