1日午前、魚沼市の住宅敷地内で、柿の木の上にいたクマ1頭が緊急銃猟によって駆除されました。

1日午前11時前、魚沼市中家でクマ1頭(体長約70cm)が住宅の敷地内の柿の木の上に登っているのが目撃されました。魚沼市は、人の日常生活圏内であり危険な状態であると判断し、緊急銃猟を実施し駆除したということです。

魚沼市内ではクマの目撃が相次いでいて、2日午前9時ごろには魚沼市七日市の薬師公園で近くを通りがかった人から「テニスコートからクマが山に登っていくのを見た」と市役所に連絡がありました。クマは体長1mほどで、警察や消防が付近をパトロールしましたが近くの山に逃げたとみられています。

人の生活圏内でのクマの出没が多くなっていることから、魚沼市は「クマを人里に引き寄せない」「クマに出会わない」行動を心がけるよう呼びかけています。