随意契約で放出された政府備蓄米の引き渡しが本格化し、県内の精米工場にも大手小売業者が調達したコメが搬入されました。

■髙橋泉アナウンサー
「新潟に政府の備蓄米が到着しました。いま大きな袋に入ったコメが、フォークリフトによって倉庫に運ばれていきます。」

長岡市内の精米工場に30日朝到着したのは、ディスカウントストア「ドン・キホーテ」などの親会社であるパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)が確保した備蓄米です。コメはゴミなどを取り除いたあと、さっそく機械で精米され袋詰めされました。

同社は、1万5000tの備蓄米を契約していますが、30日に引き渡された量は公表していません。このコメは、首都圏のドン・キホーテで週明けから販売されます。価格は5kg2000円前後で、転売防止のため同社のアプリ会員限定で販売するということです。