2025.05.13北限の村上市で「新茶」の季節到来、渋み・甘さ・まろやかさ 品質上々【新潟】
渋み・甘さ・まろやかさがいい
北限の茶どころとして知られる村上市では、新茶の茶摘みが始まりました。
朝日に照らされ青々と輝く新芽。茶の製造・販売を手がける『常盤園』では、茶摘みを担当する7人の茶摘み衆が手際よく茶葉を摘み取っていました。記者も体験しました。
■柏百花記者
「手首を返す感じですか。なるほど。思ったよりも力がいるんですね。すがすがしい香りが鼻にスーッと抜ける感じがします。」
13日に摘んだのは、強い香りが特徴の『やぶきた』という品種です。
■茶摘み衆
「やっぱり北限だから。渋み・甘さ・まろやかさがいい。」
今年は4月に気温が上がらず、去年より11日遅れで摘み取りを始めましたが、品質は上々ということです。
■常盤園 矢部智弘代表取締役
「ようやくここまで成長してくれました。色合いとかを見ると、いいお茶ができるかなと期待しております。」
茶葉は、15日から新茶として店頭に並ぶ予定です。