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2025.06.03名前も見た目も・・・怪しい、拠点・新潟で活躍の5人組バンド「終活クラブ」にインタビュー!【新潟】

名前も見た目も・・・怪しい、拠点・新潟で活躍の5人組バンド「終活クラブ」にインタビュー!【新潟】
『終活クラブ』の少年あああああさん(左)と石栗さん(右)
2025年5月にメジャーデビュー1周年を迎える5人組のバンド『終活クラブ』。
ライブ以外は仮面をつけて活動する、バンド名も見た目も怪しい・・・。そんな『終活クラブ』の少年あああああさんと石栗さんの2人から6月にライブイベントも控えているなか、バンド名の由来やふるさと・新潟への思いなどいろいろと聞いちゃいました!

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Q.バンド名の『終活クラブ』名前の由来は?

■少年あああああさん
「“終活”という言葉は、人生で後悔をしないようにやりきろうぜっていう言葉だと思っていて。何か自分の中で、人生で一番後悔しそうなことっていうのが〝音楽〟だったので、大好きな友達を誘ってバンドを組みました。それが『終活クラブ』です。」

『終活クラブ』と聞いたとき、すごい年配の方なのかなと思いました。

■少年あああああさん
「よく言われます。60~70代ぐらいなんじゃないかってすごく言われていて、違うんだけどって思いながら(笑)」

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Q.人生の重みを持ったバンド名だが、現段階でどれくらいやり切った?

■少年あああああさん
「これすごい難しくて・・・やればやるほど約束って増えていくんですよ。結局、約束を果たすことが後悔をしないことのひとつだよなって思っていて。例えば、お客さんに『こういうフェス出てよ』って言われて叶えられたとしても、その頃にはもう新しい約束ができていて。その達成率みたいなので言うと、あんまり変わってない。本当にゆっくり叶えているところだなって思っているので、終わりはまだ見えないですね。」

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Q.現時点での達成を感じた瞬間は?

■少年あああああさん
「ライブをやるたびに感じていることですけど、目の前で聴いてくれているお客さんがめちゃめちゃ楽しそうにしていると『ああ、これが僕たちのやってきたことだよな』っていうのを感じますね。それが一番嬉しい瞬間。」

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Q.メジャーデビューすると思っていた?

■石栗さん
「思ってなかったね。話すらしてなかったもんね、最初。」

■少年あああああさん
「だって『終活クラブ』って名前怪しいんだもん。この仮面見てくださいよ。どうですか?怪しいでしょ?だからよくメジャーデビューさせたなって思って感謝です。」

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Q.インパクトのある仮面は当初から?

■少年あああああさん
「そうですね。顔を隠して活動しようっていう感じで始めたので。」

■石栗さん
「今でこそ、こういうちゃんとしたお面ですけど。最初は段ボールに紙を貼り付けただけの安っぽいやつ使ってた。」

■少年あああああさん
「ただ、ライブは(仮面をつけずに)めちゃめちゃお客さんの目を見ますね。やっぱり伝えたいから。」

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Q.活動も忙しいなか、普段はどんな感じで過ごしている?

■少年あああああさん
「新潟を拠点に、いろいろな県外にライブをしに行くことも多くて。1週間出ずっぱりになったりとか、遠征めっちゃやってるよね。」

■石栗さん
「やってるね、ほんとに。月によっては、月の半分以上遠征してたり。」

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Q.バンドメンバーの仲が良いと感じるが、いつからの友達?

■少年あああああさん
「石栗とは、僕が楽器屋でバイトをしていたときの同僚というか、そこにいた一番様子がおかしい人(笑)」

■石栗さん
「同僚でいい、同僚でいいのに。」

■少年あああああさん
「一瞬で僕、絶対仲良くなるって。飲み会みたいなのがあったとき、あんなに人がいたのになぜか石栗さんはひとりでビールを飲んでいて、こいつだって思った。2人で飲みに行ったときに、石栗が『お前と俺、なんか面白いことやる気する』って言った。運命的にバンドのメンバーになってもらった。」

■石栗さん
「運命だったね。」

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Q.他のメンバーのことはどういう繋がり?

■少年あああああさん
「他のメンバーは、僕の学生時代の後輩。今のメンバーは運命的だし、すごい大事。」

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Q.メジャーデビューから1年。どんな1年だった?

■石栗さん
「いうほど変わってないのかな。」

■少年あああああさん
「変わってないですね。やること自体は変わっていないので。それを広めるために手伝ってくれる周りの方が増えて、その協力してやるよっていう風に言ってもらえるっていう環境になったのはすごくありがたい。」

■石栗さん
「絶対できなかったようなことも、チームが増えたことによってできるようになった。メジャーデビューしてよかったなと思いますね。」

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Q.取り巻く環境に変化は?

■少年あああああさん
「終活クラブは、インディーズのときと何ら変わらない形で今も活動できている。いい意味での変化はしていきたいが、心的には変わらず自分の志としても変わらず、目の前の人に届けるっていうのはずっと変わらない。『ありがとうって思える気持ち』がなくなったらおしまいなので、それだけは絶対忘れたくない。」

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Q.楽曲のスタイルに変化は?

■少年あああああさん
「もっと良い曲を書こう、メジャーっていうフィールドで負けない曲を書こうっていう意識は芽生えているので、曲のクオリティ自体は絶対に上がっていると思いますので聴いて欲しいな。」

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Q.4/16リリース「インターネットやめたい」はどんな曲?

■少年あああああさん
「絵本とか読んでハハハって笑っていたいのに、いつの間にかインターネットを見てて切っても切り離せない。インターネットをやめたいっていう思いが結構ぎゅうぎゅうに詰め込まれていて。インターネットで痛い目にあってきた人達というか・・・僕たちは架空請求で引っかかったりとか、これダメなんだと痛い目にやってきたというか。インターネットって結構やばいなって思うのが、“騙される方が悪い”っていう構図だけど、やめられないんじゃないですか。僕も一生X見てますもん。『インターネットやめたい』に関しては、もう一辺倒・・・「インターネットやめたい」の1本柱ですよね。ただ、それこそ2番の歌詞とかで自分が今バンドをやっていて、SNSを絶対にやらなきゃいけないじゃないですか。それをやっている苦悩とかを詰め込んで書いた。」

■石栗さん
「あそこの歌詞好き。急にインターネットあんまり関係なくなって、多分ただ愚痴を言ってるっていう2番ですね(笑)」

■少年あああああさん
「ギターソロ前も注目してほしい。」

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Q.影響を受けたアーティストは?

■石栗さん
「自分が元々好きだったのはビジュアル系とかで、影響を受けたでいうと・・・いにしえのインターネットミュージックというか、ボーカロイド音楽とかはすごい影響を受けてるかなとは思いますね。」

■少年あああああさん
「僕は、2000年代ぐらいの邦楽ロックというか、アジカンとかエルレとかそういったのが好きで。その頃は、歌詞をすごく重視していて、歌詞として読んでもこう読み応えがあって解釈の余地があるものだったよなって思っている。それを書きたいと思って、いつも書いてはいますね。」

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Q.6月の新潟でのライブの見どころは?

■少年あああああさん
「6月29日に新潟LOTSで『終活座新潟大祭』ライブに、BRADIOというバンドをお呼びしてやらせてもらう。やっぱりホーム・新潟を僕らは大好きで、やっぱり大好きだから住んでいる。僕たちが色々なところを遠征で回って、そこで得たものを音楽で見せたいっていう思いはずっとある。メジャー1周年っていうお祝いのイベントでもあるので、『こいつらでっかくなったな』というところをお見せしたい。」

■少年あああああさん&石栗さん
「祭りだね。踊ろう!皆さん踊る感じでいきたいですね。ダンシングタイム!」

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Q.ふるさと・新潟への思いを教えて

■石栗さん
「新潟は生まれ育った場所で、ご飯も美味しいし友達もいて、すごくお世話になった本当に大好きな土地。『終活座新潟大祭』で楽しいことができるのはものすごく嬉しい。新潟LOTSも音楽を始めた頃からすごい憧れのライブハウスだったので、そういうところでイベントができるのはものすごく嬉しく思ってますね。よろしくお願いします。ダンスしようぜ!」

■少年あああああさん
「新潟はご飯がおいしい、住む条件として最高。しかも水もきれいだし、人もいい人。新潟に恩返しできるようにはなりたい。そのためにバンドを頑張って大きくなって、でっかいイベントとかできるようになれれば少し恩返しできるのかなと。それを目指して頑張ろうって感じですね。」

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Q.読者へメッセージを!

■少年あああああさん
「僕たち『終活クラブ』は、今年の5月でメジャーデビュー1周年を迎えることができます。ありがとうございます。僕たち『終活クラブ』のライブはすごく楽しい場なのでぜひ遊びに来ていただきたい。ライブは、仮面を外して目と目で会話しながらライブができたらなって思ってます。すごくいい曲も書けてます。これからの『終活クラブ』の活動をぜひご注目ください。」
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