新潟市出身の歌手・小林幸子さんが、十日町市で横綱・豊昇龍とともに田植えに挑戦しました。

十日町市川治の水田。小林幸子さんを出迎えたのは、横綱・豊昇龍です。小林さんは東京の子ども食堂にコメを寄付するために、毎年ふるさと新潟でコメ作りに取り組んでいます。豊昇龍の師匠である立浪親方との縁で、2021年からは立浪部屋が持つこの田んぼで稲を育てるようになりました。植えるのは、「越後情話(えちごじょうわ)」と名づけたコシヒカリです。

毎年一緒に田植えをしている横綱も、農家のサポートを受けながら初めて田植え機に挑戦！

■横綱・豊昇龍
「なかなか上手い。自分がここで田植えをして2年が経った。2年前に初めて来たときはまだ関脇だった。毎回来ると番付を上げてきたから、縁起が良いところ。」

■小林幸子さん
「おいしいお米を頬張る顔を見るのが一番うれしい。少子高齢化や過疎化が深刻化しているが、1人の力では無理だけど大きな力を借りて支援できれば。」

田植えのあとは、地元の人たちに立浪部屋特製の『ちゃんこ鍋』が振る舞われました。収穫は10月上旬ごろの予定です。