2026.06.25新潟と福島を結ぶ「八十里越」2027年夏に暫定開通 工事の進捗は【新潟】
20ある橋の1つ『5号橋梁』
2027年夏に暫定開通が予定されています。新潟と福島を結ぶ国道289号『八十里越』で、新しいルートの工事が進められています。普段は立ち入ることができない工事現場にカメラが入りました。
■奈良瀬哲也記者
「国道289号です。ゲートを通ると、ここから八十里越の工事区間に入ります。一般車両は入れないということです。」
三条市から福島県只見町を結ぶ『八十里越』。約20.8kmの区間で工事が進められています。八十里越は、八里の道がその険しさから十倍の八十里にも感じられるというのが名前の由来とされています。
見えてきたのは、20ある橋の1つ『5号橋梁(きょうりょう)』。名称は公募され『八十里越天空大橋』と名付けられました。
■奈良瀬哲也記者
「こちらは天空大橋です。橋としては最も長い337mあるということです。」
さらに-
■国交省長岡国道事務所 岩崎誠副所長
「路面から下の川底までが120mほどあるということで、橋脚としても一番大きな構造物。」
橋としてはほぼ完成していて、防護柵の一部の取り付けなどが残っています。
この週末には、あるイベントも-
■奈良瀬哲也記者
「この土日にイベントが企画されていて、ここからバンジージャンプをするということです。」
2027年夏の暫定開通に向けて機運醸成を図ろうと三条市が『八十里越バンジーフェス』を企画、両日とも定員に達しているということです。
こちらは、8号トンネル前に建設中の『外の沢スノーシェッド』。2026年度中の完成を目指しています。周辺はもともと深い谷でしたが、トンネルを掘削した際に出た土を利用して盛り土にしました。
工事は、新潟県・国交省・福島県で分担していて、国交省が担当するエリアは約11.8km、1989年度から工事が始まり2026年3月末時点で事業の進捗率は約96%となっています。
■国交省長岡国道事務所 岩崎誠副所長
「豪雪地帯にあるため冬季間は工事ができなかったので、夏場の約半年間 短い間で工事を進めていく必要があった。」
福島県側の一部の区間で雪崩対策などが完了していないため暫定での開通となり、冬の期間は通行止めになるといいます。『八十里越』の開通により三条市と只見町の所要時間が78分短縮され、交流の促進が期待されています。また、只見町には総合病院がないため、県内の病院でも治療を受けることが可能になります。
■国交省長岡国道事務所 岩崎誠副所長
「一日でも早く工事を完成させて、素晴らしい景色を見ていただければ。」