2026.03.12新潟水俣病の行政訴訟「水俣病と認定すべき」原告8人全員の患者認定を命じる【新潟】
原告8人全員の患者認定を命じる
新潟水俣病の患者認定をめぐる裁判で新潟地裁は12日、県と新潟市に対して原告の男女8人全員を患者と認めるよう命じました。
訴えているのは、阿賀野市と新潟市に住む60~90代の8人(うち2人死亡)です。訴状などによりますと、原告らはメチル水銀に汚染された魚などを多量に摂取し水俣病を発症したとして、県や新潟市に対して患者として認定するよう求めました。
認定申請が棄却されたことから、原告らが2019年に提訴。12日、鈴木雄輔裁判長は原告の症状と体内に取り込まれたメチル水銀の因果関係を検討した結果、水俣病と認定すべきとする判決を言い渡しました。
■70代女性
「理解してもらえたと本当にうれしい。」
■70代男性
「今日の判決には半分驚きもあったし、なんでこんなに(時間が)かかったのだろうという気持ちもある。」
弁護団は、今後速やかに知事や新潟市長らに水俣病の認定を求めたいとしています。県と新潟市は「控訴について判決内容を精査したうえで決めたい」としています。