柏崎刈羽原発7号機の燃料装荷の作業中に起きたトラブルについて、新潟商工会議所の福田勝之会頭は会見で「原因が分かれば、問題が一つなくなったことになる」と述べました。

東電は15日夕方から燃料装荷を始めましたが、17日朝に制御棒を動かす設備のブレーカーが落ち、作業を一時中断しました。その後、再開しましたが原因は調査中です。
22日に開かれた新潟商工会議所の定例会見で、福田会頭は安全を確保した上での早期再稼働を望む考えを示しました。そのうえで、燃料装荷のトラブルについては…

■福田勝之会頭
「止まった理由がはっきりして、こういうところを改善したので、もう一回入れる時に止まりませんよということがきちっとすれば、一つ問題点はなくなったということ。」
■霜鳥雅徳副会頭
「安全確保は当たり前ですけれども、最初から原発だめよという姿勢だと、なかなか経済が厳しいんじゃないかなと。」

「個人の考え」と断った上で、このように述べました。