2025.05.14海難救助のプロが厳しい訓練に挑む 海のレジャーに注意呼びかけ【新潟】
海難が発生のときは『118番』通報を
第九管区海上保安本部は、海難救助に携わる機動救難士と潜水士の合同訓練を行いました。
「訓練かかれ!よし!」
訓練には、新潟航空基地所属の機動救難士のほか、富山県と石川県の海上保安部に所属する潜水士の総勢17人が参加。2人一組になって、サーキット訓練と呼ばれる潜水能力を鍛える訓練に挑みました。
20kgのはかりを持って泳ぐ訓練や船の縁を指の力だけで渡る訓練など、過酷な項目に声を出し合いながら取り組みました。
■新潟航空基地機動救難士 坂井郁海さん
「おぼれている人を見つけた時は自分たちが必ず家に返したいという思いで訓練している。安全に海を楽しんでもらいたい。」
県内では、2024年の遊泳中事故は19件発生しています。
■第九管区海上保安本部 中條智救難課長
「海難が発生した際には安全・迅速に救助できるよう、引き続き訓練に励んでまいります。海難が発生した際は『118番』まで通報してください。』