2026.06.08県内で相次ぐ高齢ドライバー事故・・・事故を防ぐため自治体で様々な取り組み【新潟】
柏崎市や小千谷市で高齢ドライバーによる事故を防ぐ取り組みが進められている
県内では、高齢ドライバーによる事故が相次いでいます。柏崎市では、高齢者を対象にした体験型の交通安全教室が開かれ、参加者は運転技能を再確認しました。
6月5日、上越市で70代の女性が店の駐車場に駐車しようとバックしたところ、車止めを乗り越え店内に突っ込みました。2026年県内で高齢ドライバーが起こした事故は6月7日までに324件で、前の年の同じ時期に比べ29件増加しています。
こうしたなか、高齢ドライバーによる事故を防ぐ取り組みが進められています。
柏崎市の自動車教習所では、65歳以上のドライバーを対象とした体験型の交通安全教室が行われました。この教室は運転技能の再確認を目的としていて、参加者は実際に車を運転し指導を受けるほか反射機能測定などをして安全運転への理解を深めました。
■70代
「だいぶいい歳になってきたから、もう一回自分の安全のために勉強しようと考えた。」
■80代
「もう少しで(運転を)やめると思うが、まずはスピードを出さないこと。よく左右を確認して運転したい。」
■柏崎警察署 柳昭平交通課長
「高齢者に現在の身体能力や認知能力を把握してもらい、今後の運転に役立てて事故を起こさないようにしてもらいたい。」
一方、小千谷市が6月1日から試験導入したのはお試しで車の免許を返納し、公共交通機関に乗ってもらう取り組みです。1カ月以上車などを運転しないことを誓約した70歳以上の市民を対象に、路線バスの回数券かタクシーなどに使える市内公共交通の共通利用券が支給されます。
■申請した人
「歩けない距離でも(公共交通機関で)行けるというのがいい、病院とか。これだけ世のなか事故があって、みんな80代。(Q.これ使ってみて免許返納考える?)返納しようかな。」
小千谷市は、今回の取り組みを通じて免許返納を考えるきっかけにしてもらい、バスやタクシーなどの公共交通機関を利用してもらいたいとしています。
■小千谷市にぎわい交流課 田中健課長
「いきなり免許返納はハードルが高いと思うので、まずは1カ月間以上お試しして公共交通の利便性などを感じてもらいたい。」
申請期間は2027年2月26日までで、予算額に達し次第終了するということです。