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2024.05.08連休明けに相談増加…「五月病」意欲の低下や食欲不振 長引いたら医師に相談を【新潟】

連休明けに相談増加…「五月病」意欲の低下や食欲不振 長引いたら医師に相談を【新潟】
連休明けに相談増加…「五月病」
ゴールデンウィーク明けなど、長い休みを終えて日常生活に戻ったときに授業や仕事に集中できないなど「五月病」と言われる症状が出ることがあります。新潟市内の医療機関では、「五月病」を心配して受診する人が増えています。

最大10連休のゴールデンウィークが明けて、職場や学校に向かう人たちに体調に変化がないか聞いてみました。
■専門学校生
「今年とか専門学校が始まったばっかりなので環境が変わってみたいなのはありますね。」
「気合で。気合で何とかします。」
「同じく気合で。気を保っていかないとどうにもならないかなって思います。」

新潟メンタルクリニックの熊谷敬一院長によりますと、ゴールデンウィーク明けのこの時期に五月病が心配で受診する人が増えてくると言います。
■新潟メンタルクリニック 熊谷敬一医師
「症状は特定のそういう病気があるわけではなく色々な症状が出る可能性がある。体の症状と心の症状ですね。」

五月病は、病名で言うと「適応障害」や「うつ病」と診断される場合があります。精神的には、意欲の低下や不安、身体的には食欲不振や不眠、吐き気などの症状が見られるそうです。
■新潟メンタルクリニック 熊谷敬一医師
「職場環境や学校、進学、就職、あるいは転勤、昇進など色々なものが含めて、4月にある程度慣れてきたところが連休が入って5月からやり直しのパターンもあり、それがストレス強度を増強させている要因になる。」

多くの人は、環境に慣れれば自然に症状が収まるそうですが「うつ病」の段階に入ったら注意が必要です。
■新潟メンタルクリニック 熊谷敬一医師
「気分の落ち込む症状がほとんど毎日、一日中を丸2週間続いた場合はうつ病の定義になっているので、そこを目安にしてほしい。」

五月病を予防するには、食事や睡眠などの日々の健康の維持やストレスをためないことが大切です。
■新潟メンタルクリニック 熊谷敬一医師
「例えば食事や睡眠、バランスのよい食事、睡眠も寝る時間、起きる時間を確保することが望ましい。」

熊谷医師は、自分自身でコントロールが難しい場合は、職場や学校への相談のほか、医師に相談してほしいと話しています。
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