2025.05.292025年度末に内部留保資金が枯渇…県立病院が過去最大“46億円の赤字”【新潟】
過去最大“46億円の赤字”
県が2024年度の県立病院会計の決算を発表し、過去最大の46億円の赤字になったことを明らかにしました。
13の県立病院からなる病院事業会計。悪化した主な要因は、人事院勧告などに伴う給与費の上昇で、前年度より19億2000万円も増加。一方、新型コロナ関連の補助金が減るなどした結果、当初の見込みより2億7000万円悪化し、46億円の赤字となりました。このままでは、今年度末に内部留保資金が枯渇する見通しです。
県は、県立松代病院について2026年4月から入院機能を十日町病院に統合する方針を発表していて、会見した金井健一病院局長は「各病院の機能や規模の見直しのペースを上げていく」と話しています。