2025.05.277月25日から3日間「フジロック」開催を前に 苗場の森を整備【新潟・湯沢町】
会場となる「苗場の森」を通るボードウォークを整備
国内最大級の野外音楽イベント『フジロックフェスティバル』が、今年も7月に湯沢町苗場で開かれます。開催に向けて音楽ファンが集まり、会場となる「苗場の森」を通るボードウォークを整備しました。
『フジロックフェスティバル』2025年は7月25日から3日間の開催です。大小さまざまなステージでライブが繰り広げられ、毎年10万人あまりが来場し自然と音楽を楽しみます。ステージを結ぶ森の小道・ボードウォーク。冬の間、雪に覆われ傷んでしまうため、毎年フジロック開催前にファンらがボランティアとして集まり修繕作業をしています。
■兵庫から
「楽しませてもらえてるんで、恩返しに子どもたちに作っている人の気持ちを感じてもらえたらと思って。」
■神奈川から
「思いのほか大変な作業。当日はこの現場がどうなるのか見たくなりました。」
フジロックは、苗場では今年で26回目の開催。レジェンド・山下達郎の初出演が話題となっています。
さらに、県出身アーティストも。長岡市出身・DJ松永の『Creepy Nuts』や、男女3人のバンド『E.scene』は新人オーディションを勝ち抜いた2019年以来の出演です。もちろん多くの海外アーティストも。
■主催SMASH 海老沼利房美さん
「特に今年は〝流れ〟。この流れで1日見ていただけるというつながりを大事にしてブッキングしている。」
フジロックは、大きな経済効果をもたらす地元にとって欠かせないイベント。しかし、新型コロナ禍で来場者が激減しました。入場券を湯沢町の『ふるさと納税』の返礼品にするなど、新たな取り組みで客足の回復を図っています。
■主催SMASH 海老沼利房美さん
「新しい(来場者の)人も、いつも参加いただいている人も、皆さんに満足していただけるものを作っていきたい。」
楽しみ方はそれぞれ-
■東京から
「自然に巻き込まれながら音楽を聴けるのが、本当に最高。」
■兵庫から
「森を探検したり、同じ年代くらいの子と知り合えたりするのも楽しい。今年も参加させていただこうと楽しみにしています。」
苗場の森は、夏の盛り上がりを待っています。