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2025.04.02花角知事の意見は?…会見で“否定的”見解:原発再稼働をめぐる県民投票の賛否は?【新潟】

花角知事の意見は?…会見で“否定的”見解:原発再稼働をめぐる県民投票の賛否は?【新潟】
花角知事の意見は?
柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり、県民投票を実施するかどうか、4月16日から臨時県議会で審議されます。
花角知事が賛否についてどう意見を表明するかが大きなポイントとなる中、知事は2日の会見で「悩んでいる人の考えを調べるには、投票では難しい」と否定的な見解を示しました。

3月27日に県民投票の実施を求める市民団体が、14万筆あまりの署名を県に提出。県民投票条例案を直接請求しました。条例案では、投票の方式について「賛成または反対のいずれかの欄に○を記して投票する」と明記。「知事は結果を尊重する」よう求めています。
花角知事は、これまで「県民の意思を確認する」と述べてきましたが、手法は明らかにしていません。

2日の会見で-

■花角英世知事
「(Q.県民投票もその手法になりうる?)そうですね、ただここはまさに考えどころ。〇×なのでそれは声を聞いたことに・・・それも声であるともいえるが、(再稼働の判断にあたり)得られる情報としてどうなのか考えどころ。」

どう意見を付けるか「他県の事例も踏まえて検討している」としましたが、投票しない人たちもいるという質問に対し「声なき声は拾えない」とも述べた上で...

■花角英世知事
「(再稼働の是非を)悩んでいる人も一定程度いると思う。悩みが考えがどこにあるか、調べるには投票では難しい。別なアプローチをしていかなくてはいけない。」

このように否定的な見解を示し、県民の意見を聞く方法として『公聴会』や『市町村長との対話』をあげました。


一方、原発再稼働を容認している柏崎市の桜井雅浩市長は、県民投票について2日の会見で次のように述べました。

■柏崎市 桜井雅浩市長
「国のエネルギー政策で、新潟県民だけで決めていい問題ではない。県民投票には、なじまない。」

花角知事が県民投票に“否定的な意見”を示したことについては-

■柏崎市 桜井雅浩市長
「(Q.花角知事の見解をどう感じる?)危険な質問なので答えたくないが、知事の考えなので知事の考えとして私としては受け止める。」

知事の考えが徐々に見え始めてきた県民投票。4月16日からの臨時県議会で審議され、採決は18日の予定です。
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