2025.04.02【県道崩落】専門家が現地調査「雪解け水が原因」復旧時期は未定【新潟・柏崎市】
ボーリング調査などで地盤を詳しく調べるべきと提言
3月に柏崎市で発生した県道の崩落現場で、復旧に向けた専門家による調査が始まりました。
3月26日、柏崎市高柳の県道で路面が崩落し、翌日にはのり面が崩れました。この影響で現在も通行止めが続いています。
発生から1週間が経った2日、自然災害科学などを研究する新潟大学の丸井英明名誉教授が崩落の原因などを調査しました。
■新潟大学 丸井英明名誉教授
「多量の積雪があり、気温の上昇などで融雪水が地下に供給されたのが要因。」
崩落した斜面では現在も水が流れているところがあり、さらなる被害を防ぐための対策が必要だといいます。復旧にはボーリング調査などで地盤を詳しく調べるべきだと提言しました。
県柏崎地域振興局は、今後詳細な調査を経て復旧工事の方法やスケジュールを決めるとしています。