2025.04.16「812人に対し黙とう」戦死の少年通信兵の名前を刻印 祈り捧げる:終戦から80年の節目【新潟・五泉市村松】
式典には『戦没陸軍少年通信兵慰霊碑を守る会』の会員など約30人が参加
終戦から今年で80年を迎えます。五泉市村松では、戦死した陸軍少年通信兵に祈りを捧げる式典が開かれました。
「812人に対し黙とう」
五泉市村松には、1943年に開校した陸軍少年通信兵学校がありました。
村松公園には、戦死した少年通信兵812人の慰霊碑があり、終戦80年を迎えるにあたりそれぞれの名前を刻印しました。式典には『戦没陸軍少年通信兵慰霊碑を守る会』の会員など約30人が参加し、祈りを捧げました。
■戦没陸軍少年通信兵慰霊碑を守る会 浅田光雄会長
「敵潜水艦の攻撃を受け100名あまりが東シナ海に散華されたのをはじめ、ほとんどが彼の地で玉砕し、日本に帰還できた者はわずか34名にすぎません。」
村松郷土資料館では、5月11日まで村松陸軍少年通信兵学校の展示会が開かれています。